業種別のコロナショックの影響
これまで予想・予測を中心に見てきましたが、今回はそろそろ実績が揃ってきたので
実績データをいくつか見て見ましょう。
四半期に一度発表される4月発表の3月の日銀短観では、下図に見られるように、
業種別に大きな差がみられることが分かりました。
テレビなどでよく報道されている宿泊・飲食サービス業が悪いのは周知のとおり
ですが、造船や自動車製造、鉄鋼等も悪いことが分かります。
皆さんの業界はいかがでしたか?
グラフ出所:赤旗デジタル 2020年5月5日版より
また、3月~4月への変化ということで見ると、これはよくテレビで報道されているように、
居酒屋、ファミレス、航空、鉄道、映画館等緊急事態宣言で求められた「自粛」による影響
が大きいことが見て取れます。
緊急事態宣言が解除されたのが5月26日からですから、5月のデータも悪いと思いますが、
6月から上向いてくることを期待しています。